出っ歯
overbite
出っ歯
出っ歯とは？
「出っ歯」とは、上顎や上の前歯が前に出ている状態。 歯科用語では「上顎前突」と呼ばれる歯並びです。 矯正治療にいらっしゃる方に多いコンプレックスであるほか、口元が盛り上がる「口ゴボ」の原因の一つでもありますが、矯正治療による改善が見込まれます。
出っ歯になる原因
歯や口元のお悩みの日本人に最も多い不正咬合ですが、
その原因は主に２つに分類されます。
・遺伝的（先天的）な原因
ご家族に出っ歯の方がいらっしゃると骨格的に上顎が前に出ている傾向にあります。以下のような特徴があると出っ歯の傾向にあります。
・上下の顎の大きさがのバランスが悪い
・骨格そのものから前歯が前方に位置している
・骨の大きさに対して歯の大きさやバランスが悪い
こうした遺伝的な要因は防ぐことは出来ません。具体的な原因を突き止めることが重要です。
・癖や習慣（後天的）な原因
子供の頃からの癖や習慣などにより、歯の生える位置や生え方が良くない方向に向かうと出っ歯になりやすい傾向にあります。
・柔らかい物ばかり食べている
・猫背で食事をしている（背中を丸めて食事）
・長時間のおしゃぶりや指しゃぶりなどをしていた癖がある
・鼻呼吸ではなく口呼吸になっている
・唇を噛む、爪などを噛む癖がある
・舌を前に出す癖がある
こうした癖は、前歯を前に押し出すように負荷をかけています。具体的な原因を突き止めることが重要です。仮に歯の矯正をしても、癖が治っていないと矯正の成果が得られないばかりか悪化することもあるため、こうした癖や習慣から見直していくことがとても大切です。
当院の出っ歯治療について
マウスピース矯正
ほぼ透明なマウスピースを使用し、治療をしていきます。
-
- メリット
矯正していることを気づかれにくい。
取り外し可能なため、歯も装置もお手入れが簡単。
他の装置に比べ、抜歯せずに治療できる可能性が高い。
矯正中の痛みが少ない。
-
- デメリット
歯を動かすためには、1日20時間以上装着する必要がある。
歯周病だと治療できない可能性がある。
当院の出っ歯治療の症例
出っ歯治療の症例①
BEFORE
AFTER
① 患者様の主訴 前歯が出ている
② 診断結果 上顎前突、狭窄歯列、叢生
③ 治療内容 マウスピース矯正(インビザライン) (追加アライナー1回)
④ 治療後経過 リテーナーで維持し良好
⑤ 治療期間 1年2ヶ月
⑥ 治療費用 87.5万円+税 (調整/クリーニング費,保定装置(3セット)代を含む)
出っ歯治療の症例②
BEFORE
AFTER
患者様の主訴 「上の歯が出ている」「前歯にずれている歯がある」
診断結果 上顎前突、過蓋咬合、叢生
治療内容 顎間ゴムを併用し、マウスピース(インビザライン)にて歯列矯正
治療後経過 被せ物をやりかえ後、リテーナー(保定装置)にて維持
治療期間 動的治療 1年(追加アライナー1回含む)、その後保定中
治療費用 矯正費：85万円、調整費：5,000円、リテーナー1セット：3万円
リスク・副作用 歯肉退縮、歯肉退縮によるブラックトライアングル、後戻り
コメント：上の歯が出ているのと噛み合わせが深いことが気になるとのことで来院され、インビザライン(フル)の治療を行いました
出っ歯治療の症例③
BEFORE
AFTER
患者様の主訴 「前歯が出ている」「噛み合わせが深い」
診断結果 上顎前突、過蓋咬合、叢生
治療内容 顎間ゴムを併用し、マウスピース(インビザライン)にて歯列矯正
治療後経過 リテーナー(保定装置)にて維持
治療期間 動的治療 1年3ヶ月(追加アライナー1回含む)、その後保定中
治療費用 矯正費：85万円、調整費：5,000円、リテーナー1セット：3万円
リスク・副作用 歯肉退縮、歯肉退縮によるブラックトライアングル、後戻り
コメント： 前歯が出ているのと噛み合わせが深いのを治したいと来院され、インビザライン(フル)の治療を行いました
出っ歯治療の症例④
BEFORE
AFTER
患者様の主訴 「前歯が出ている」「下の歯もガタガタしている」
診断結果 上顎前突、過蓋咬合、叢生
治療内容 顎間ゴムを併用し、マウスピース(インビザライン)にて歯列矯正
治療後経過 リテーナー(保定装置)にて維持
治療期間 動的治療 1年半(追加アライナー2回含む)、その後保定中
治療費用 矯正費：85万円、調整費：5,000円、リテーナー3セット：5万円
リスク・副作用 歯肉退縮、歯肉退縮によるブラックトライアングル、後戻り
コメント： 前歯が出ているのと下の歯のガタガタを治したいと来院され、インビザライン(フル)の治療を行いました
出っ歯治療の症例⑤
BEFORE
AFTER
患者様の主訴 「前歯が出ている」「小学生の時にワイヤー矯正始めたが痛くて途中で辞めてしまった。もうワイヤーはつけたくない」
診断結果 上顎前突、過蓋咬合、叢生
治療内容 顎間ゴムを併用し、マウスピース(インビザライン)にて歯列矯正
治療後経過 リテーナー(保定装置)にて維持
治療期間 動的治療 10ヶ月(追加アライナー2回含む)、その後リテーナー装着中
治療費用 矯正費：85万円、調整費：5,000円、リテーナー1セット：3万円
リスク・副作用 歯肉退縮、歯肉退縮によるブラックトライアングル、舌癖による後戻り
コメント： 前歯が出ているのを治したいと来院され、インビザライン(フル)の治療を行いました
