矯正歯科(インビザライン・マウスピース矯正)

マウスピース矯正(インビザライン)とは?

マウスピース矯正(インビザライン)は透明なマウスピースを用いて行う矯正歯科治療です。マウスピースで本当に歯が動くのと思われる方もいませんか。現在ではほぼすべての矯正治療をマウスピース矯正(インビザライン)で行うことができるようになっています。全世界では1200万症例以上の実績もあります。 厚みは0.5㎜しかないので違和感は少なく、見た目は透明なので周りの人に気づかれることは少ないです。クリンチェックというシミュレーションソフトで設計し、過度に大きな力がかからないようにしているため、ワイヤー矯正に比べて強い痛みがでることも少ないです。 取り外し式の装置なので、自己管理は大切です。どんなにいい装置でもつけなければ効果はありません。装着時間は20時間以上と長めになるので、慣れも必要です。食事の時以外は装着することが望ましいです。食後の歯磨きも欠かせません。

矯正歯科(インビザライン)のメリット

歯並びの見た目だけでなく、
むし歯・歯周病・咬み合わせにも効果

メリット1
人の印象は口元から。
笑顔に自信が持てます

見た目を改善し、自信を持って歯を見せて話すこと・笑うことができるようになります。人の印象は表情や口元で変わります。きれいな歯並びは笑顔に自信を持つきっかけになります。

メリット2
虫歯や歯周病に
なりにくくなります

歯並びがよくなることで虫歯や歯周病になりにくくなります。歯並びが悪いと、どうしても磨きの残しが多くなります。そのため、虫歯や歯周病の罹患率も上がります。

メリット3
人の成長や姿勢には
歯並びも重要な要素です

歯並びが悪い状態では奥歯がしっかりと咬み合っていないことがあります。これでは、姿勢の乱れや成長にも影響を及ぼすことがあります。奥歯でしっかりと咬んで、きれいに前歯が並ぶことが重要です。

矯正の種類

当クリニックでは、大人の矯正はもちろん、
お子さまの矯正、部分矯正も行っております。

大人の矯正(インビザライン)

大人の矯正(インビザライン)

矯正治療は子どものうちに行うものというイメージを持たれている方は多くいらっしゃいますが、成人になってからでも行うことが可能です。当院では、透明で痛みの少ないマウスピース矯正治療(インビザライン)での矯正治療を専門としています。従来のワイヤーを使用した矯正に比べ、見た目にもほとんど分からず、身体にも優しい治療です。

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子どもの矯正

子どもの矯正

乳歯が永久歯に生え変わるまでの間に行う、お子さまの矯正治療も行っております。歯並びが悪いのは遺伝的な要因だけでなく、環境的な要因によることもあります。前歯が永久歯に生え変わる段階で歯並びをある程度綺麗にしておけば、永久歯がまっすぐに生え揃いやすくなりますので、生え変わり始めのお子さまで歯並びが気になる場合は、まずはご相談いただければと思います。

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部分矯正(インビザラインGO)

部分矯正(インビザラインGO)

マウスピース矯正治療(インビザライン矯正)から派生した部分矯正装置、インビザラインGoシステムを採用しています。歯を動かす量が少ないため、治療期間や費用が抑えられる傾向にあります。見た目や咬み合わせの改善だけでなく、インプラントやブリッジなどの前処置として行う場合もあります。

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大人の矯正
マウスピース矯正治療(インビザライン)
インビザライン

透明で気づかれにくく、
痛みの少ない矯正

矯正は子どもの頃にするものであって、成人してから矯正装置を付けるのはちょっと恥ずかしいという意見も少なくありません。

インビザラインによる矯正治療は、従来のワイヤーを使用した矯正と異なり、透明なマウスピースを使う見えないタイプの矯正装置です。金属を使わないので身体にも優しく、見た目にはほとんど分かりませんので、接客業や人前に出るお仕事をされている方など、目立つ矯正治療をしたくないと考えている方にぴったりの治療法です。

就職活動のために治療される方も多いですが、就職活動中でも気にすることなく、矯正治療を受けることができます。

マウスピース矯正治療(インビザライン)シミュレーションの様子

メリット1
目立ちにくいだけでなく、
痛みも出にくい

マウスピース矯正治療(インビザライン)は目立ちにくいだけでなく、痛みが少ないという特徴があります。

一つのマウスピースを使用する7~14日間に、歯が動くのに必要な矯正力だけがかかるようになっています。そのため一度にかける矯正力はワイヤー矯正に比べて小さくなっているのです。

メリット2

金属アレルギーの方でも大丈夫

マウスピース矯正治療(インビザライン)はプラスティック系の素材が使われています。ワイヤー矯正を金属アレルギーのために断念した方も、矯正治療に取り組むことができます。

粘弾性のある素材なので、より歯に接して、適切な矯正力を発揮するように考えられています。

メリット3
違和感が少なくストレスフリー

マウスピース矯正治療(インビザライン)は、厚さは0.5mm程度で、マウスピースが覆うのは歯の部分が中心のため、お口の中での違和感が少ないのも特徴です。

ワイヤー矯正では金属のブラケットの厚み、ワイヤーとそれを固定する金属やゴムなどが必要なため、唇や舌に違和感を生じやすく、場合によっては口内炎になることもあります。

歯並びの整った女性

さまざまな歯並びのお悩みに対応いたします

でこぼこの歯

でこぼこの歯(叢生)

いわゆる歯並びの悪い状態。歯がアーチの中に並ばず、でこぼこに並んでいる

出っ歯

出っ歯(上顎前突)

上の前歯が突出していて、上の唇を押し出すような状態

オープンバイト

オープンバイト(開咬)

前から見たときに前歯が咬み合わさってない状態

ディープバイト

ディープバイト(過蓋咬合)

前から見たときに下の前歯が見えないくらい、深く咬みこんだ状態

妊婦さんの矯正

妊娠中の方でも矯正治療は可能です。

妊娠中はホルモンバランスの変化により、お口の中の健康状態が悪化し、むし歯や歯周病になりやすいと言われており、治療には細心の注意が必要となります。取り外しが可能なマウスピース矯正治療(インビザライン)は、歯磨きの時だけでなく、つわりがひどい場合にも外すことができるので、妊婦さんの身体にも安心して衛生的に矯正治療を進めることができます。

抜歯について

当院では出来る限り抜歯をしない方針ですが、成人は歯の周りの骨がしっかり固まってしまっているため、歯が動きにくく、子どもの矯正と比較すると時間がかかります。また、成長の余地がないため、スペースを確保するために抜歯を行う可能性はどうしても上がってしまいます。

矯正治療では、歯と歯のすき間が少なく、歯が綺麗に並ぶスペースを確保することが難しい場合、スペースを作るために小臼歯などを抜歯することがあります。抜歯をすることで、歯が動かしやすくなったり、歯並びの影響で口元が前に出て見える印象の方の場合、口元がスッキリして見えるなどの効果があります。

しかし、逆に抜歯によって前歯の位置が後ろに下がり過ぎてしまい、口元のシワが目立ってしまうこともあります。

インビザラインでは、歯並びがどう動くかの目安をシミュレーションによって事前に確認し、前歯の位置を調整することも可能です。「絶対歯を抜きたくない」という場合は、抜歯しない範囲でのシミュレーション動画を見ていただき、その結果に満足できるようなゴールを設定し、治療を進めさせていただきます。

また、抜歯した場合、抜歯しなかった場合、それぞれをシミュレーション上で比較し、ご確認いただいた上で歯の動かし方をご決定いただくことも可能です。歯の生え方やご希望に応じて対応させていただきます。

※親知らずの抜歯については、小臼歯の抜歯とは別に必要なことがあります。

子どもの矯正

お子さまの歯並び、気になり始めたら
まずはご相談を

お子さまの歯列矯正治療は、前歯が永久歯に生え変わる頃からが目安ですが、この段階で歯並びをある程度綺麗にしておけば、永久歯がまっすぐに出てきやすく、大人の歯での矯正の本格的治療がスムーズになります。子どもの矯正は永久歯を並べやすい状態に導いておく準備段階と考えていただくとよいでしょう。

準備段階とはいえ、お子さまは歯医者に行くことを最初は嫌がるかもしれません。お子さまが不安にならないよう、当院ではお子さまと同じ目線に立ち、お子さまのペースに合わせて無理することなく、治療を進めて参ります。

子どもの矯正

子どもの矯正に関する
よくあるご質問

子どもの矯正はいつから?

子どもの矯正は、一般的には第1大臼歯が生え、 前歯が永久歯に生え変わる頃から始めることが多く、小学2~3年生頃から開始します。

子どもの矯正の治療期間は?

1期治療(子どもの矯正)は、小学生低学年から高学年までの3年ほど通院するケースが多いです。通院間隔は1~2カ月に一度のペース。成長が概ね止まるまでの期間を挟んでⅡ期治療(永久歯の大人の治療)に進むと、さらに2~3年通院する必要があります。

MFT(口腔筋機能療法)

歯並びが悪いのは遺伝的な要因だけで決まるわけではありません。環境的な要因によって歯並びが悪くなることもあります。子どもの頃に気が付けば、歯並びが悪くならないで済んだり、軽度の治療で済むことも多いのです。不正咬合の環境的要因として、成長期に口腔周囲筋のバランスを崩すことがあります。口腔周囲筋のバランスを、運動や装置によって改善するのがMFT(口腔筋機能療法)です。

口の周りの筋肉がバランスを崩すのはどうして?

指しゃぶりや舌を前に出す癖などの悪習癖、アレルギー性や扁桃腺の肥大などの疾患、食べるとき・飲むときの悪習慣、口腔周囲の筋力低下など理由によって口の周りの筋肉はバランスを崩します。

口の周りの筋肉がバランスを崩すと何が起こるの?

指しゃぶりや舌突出癖があると前歯の突出や口が閉じにくくなることがあります。アレルギーや扁桃腺の肥大によって鼻から呼吸がしづらくなります。そのため、口からの呼吸が増え、口が開いた状態が長くなります。食べたり飲んだりするときの悪習慣は舌を押し出し、筋肉の緊張がない状態になるので前歯が押され、奥歯で咬まないことがあります。柔らかいものばかりで硬いものをしっかりと咬む習慣がないと口腔周囲の筋力は発達しません。

MFT(口腔筋機能療法)は具体的には何をするの?

バランスの取れた口腔周囲の筋肉への誘導、正しい舌の位置を習慣化する、理想的な下顎の位置への誘導を目的とします。

MFTは運動をするものと装置を口腔内に入れるものに分かれます。運動をするものに、パタカラ(装置使用)、あいうべ体操、舌の運動(スポット、ティップ、ポッピング)などがあります。装置を使うものに、プレオルソやムーシールドがあります。これらの装置は上下一体型で口腔周囲筋の改善、正しい舌の位置への誘導、理想的な下顎の位置への誘導を行います。

矯正装置の種類

床矯正

床矯正は、成長過程で顎を拡げる矯正装置です。入れ歯と同じような素材で作られており、主に夜寝ているときに使用します。顎の成長を促進する他、歯並びを治す目的で使用することもできます。

プレオルソ

マウスピース型の装置です。シリコン製なので、やわらかく痛みが出にくいです。子供でも抵抗なく使うことができるようになっています。

ムーシールド

乳歯列の反対咬合は唇や舌の力で起こることがあります。ムーシールドは唇や舌の癖を抑制して、反対咬合の改善を促します。

部分矯正
(インビザラインGO)
インビザラインGO

部分矯正もマウスピース型矯正で
治療が行えます

部分矯正は、通常の矯正と異なりすべての歯を動かす矯正治療ではありません。歯を動かす量が少ないので、治療期間や費用が抑えられる傾向にあります。マウスピース矯正治療(インビザライン)でもそれが行えるようになりました。

見た目や咬み合わせの改善だけでなく、インプラントやブリッジなどの前処置として使用することもあります。インプラントを埋入するためのスペースを作ったり、ブリッジを入れるときに歯を平行にするためにも矯正治療が行われます。治療計画の中で、歯を少しだけ動かしたいときに部分矯正を組み込むことがあります。

インビザラインイメージ

部分矯正の適応症

  • 前歯がすきっ歯になっている
  • 前歯の歯並びに軽度のデコボコがある
  • 以前矯正をしたが、歯が動いて隙間ができた
  • かぶせ物やインプラントをするのに、周りの歯の向きを整えたい

など

不向きな例

  • 前歯のデコボコが大きい
  • 顎の形の問題で歯並びが悪い
  • 全体的に咬み合わせが悪い
  • 犬歯が生える向きが大きく外側に向いている

など

部分矯正のメリット・デメリット

メリット

部分矯正は通常の矯正より、
適応症は限定されますが、その分メリットもあります。

  • 治療費を抑えることができる
  • 治療期間が短い
  • 装置が部分的またはマウスピースを使用するので、目立たない矯正で治療できることが多い
  • 1本の歯から治療できる
  • 前歯の捻れだけなどの細かなニーズにも対応できる
  • 一度矯正した後に、もう少し見た目を変えたいときにも有効
  • ブリッジやインプラント治療の精度を向上させる
  • 被せ物やラミネートベニヤ(歯の表面にセラミックを貼り付ける治療)との併用ができる
カウンセリング画面イメージ

デメリット

部分矯正は通常の矯正より、
適応症は限定されますがその分メリットもあります。

  • 適応となる範囲が狭い
  • 奥歯を動かして治療する抜歯矯正など、歯の移動量が大きいケース
  • 部分的な矯正では、歯並びのすべての問題を解決することが難しい場合がある

治療の流れ

矯正治療の流れ
相談

①ご相談

歯並びで気になっていることや、ご希望などをお伺いいたします。相談は無料で行っております。

検査

②検査

診断に必要なお写真やレントゲン撮影、口腔内診査などを行います。矯正前に必要な処置があれば、それも検査可能です。

診断

③診断

検査結果をもとに、現在のお口の状態から必要な処置や治療計画についてをお話しします。抜歯が必要かどうか、予測治療期間などについてもお伝えします。

SCAN

④型採り(SCAN)

光学3Dスキャナーを用いて、インビザライン用の歯型を精密にスキャニングします。従来のようなシリコンの苦しい型採りの材料は使いません。

治療計画

⑤治療計画の説明

スキャニングした歯型のデータを用いて、治療計画の3Dシミュレーションを作成します。その画像を一緒にご覧いただき、治療期間や治療計画のご説明をいたします。

治療開始

⑥治療開始

3Dシミュレーションの通りにマウスピースが作成され、計画した個数分のマウスピースが届きます。マウスピースの取り外しの練習や使用方法、注意事項のご説明をします。No.1から順に始め、治療スタートします。

治療の費用とお支払い方法

インビザライン矯正費用

           
相談料 無料
検査・診断料 20,000円
全顎的なマウスピース矯正
(インビザラインフル)
~850,000円
部分的なマウスピース矯正
(インビザラインGo)
450,000円
保定装置(矯正終了後、必ず必要となります)(上下1セット) 30,000円~

※全て税別

子どもの矯正

     
矯正装置治療
※第Ⅰ期矯正治療として
350,000円
プレオルソ(装着2つまで) 150,000円

※全て税別

お支払い方法

現金・クレジットカード・デンタルローン・せたPay

医療費控除について

医療費控除は、1月1日から12月31日までの1年間に支払った医療費が10万円を超えた場合に受けられます。

詳しくは国税庁のHPへ