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メディカルノート2022.04.21

マウスピースで歯列矯正(インビザライン)|メリット・デメリット、費用と期間を解説

マウスピースで歯列矯正できるインビザラインは、年々、人気が高まっている矯正法です。従来のワイヤー矯正にはないメリットがたくさんあり、快適に歯並びを治したい方には魅力の大きい装置となっています。今回はそんなインビザラインのメリットやデメリット、治療にかかる費用や期間についてわかりやすく解説します。

▼マウスピース矯正(インビザライン)のメリット・デメリット

インビザラインには、次に挙げるようなメリットとデメリットがあります。

メリット1 装置が目立ちにくい

マウスピース矯正(インビザライン)では、透明なポリウレタン製のマウスピースを使用することから、矯正装置が目立ちにくいです。近距離で口元をしっかり見ない限り、矯正中であることに気付かれにくいのが大きな特長です。矯正を受けている間も見た目を良くしたいという方には強くおすすめできます。

メリット2 食事、歯磨きは普段通りにできる

マウスピース矯正(インビザライン)のアライナー(=マウスピース)は、食事や歯磨きの際に取り外していただきます。そのため、矯正中だからとって食事に制限がかかることはありません。矯正を始める前と同じように、好きなものを食べられます。歯磨きもしやすく、虫歯・歯周病のリスクを抑えられます。

メリット3 痛みが比較的少ない

マウスピース矯正(インビザライン)で歯を動かす際には、比較的弱い力をかけます。歯にかかる圧力も弱くなるため、矯正に伴う痛みも少ないのです。だからといって歯が移動しにくいというわけではありませんのでご安心ください。インビザラインのアライナーは1枚で0.25mm程度、歯を動かすことが可能です。

メリット4 違和感、異物感が少ない

マウスピース矯正(インビザライン)のアライナーは、厚さが0.5mm程度しかありません。歯の部分だけを覆い、患者様それぞれの歯列にフィットするよう設計されているので、装着時の違和感・異物感が極めて少なくなっています。これもまたインビザライン快適な矯正法といわれる理由のひとつです。

メリット5 通院頻度が少ない

一般的な歯列矯正では、ワイヤーの調整などを行うために、毎月の通院が必要となります。一方、インビザラインは装置の調整が不要で、すべてのマウスピースが最初に完成しているため、それほど高頻度に通院する必要はありません。基本的には2ヶ月に1回くらいの通院で矯正を進めることができます。
留学中もアライナーを留学先へ持って行くことができ、来院の頻度はあらかじめ可能な時期に決めておくこともできます。

デメリット1 装着時間は自分で管理しなければならない

マウスピース矯正(インビザライン)は、患者様ご自身で自由に取り外せる装置です。食事や歯磨き以外の時でも、口元をスッキリさせたい時にアライナーは取り外せます。ただし、最低でも1日20時間は装着しないと、適切な矯正効果が得られなくなるため注意が必要です。装着時間の自己管理が難しい人は、固定式の矯正装置も視野に入れた方が良いかもしれません。

デメリット2 適応できないケースもある

マウスピース矯正(インビザライン)は、歯並びを快適に治せる治療法ですが、決して万能ではありません。大きく倒れてしまっている歯を起こさなければいけない場合や抜歯をして歯を大きく移動させるようなケースなどには向かないこともあります。とはいえ、技術も年々進歩しており、適応範囲も広がっていますので、快適な方法で歯列矯正を受けたいという方は、お気軽に当院までご相談ください。

デメリット3 アライナー装着中に飲めるのは水だけ

アライナーを装着中、口にできるのは「水」だけです。コーヒーや紅茶、清涼飲料水などを口にする際には、アライナーを外さなければなりません。マウスピース矯正(インビザライン)のアライナーを装着したまま色素の濃い飲み物や砂糖が入っている飲み物を口にすると、歯とのすき間にそれらが停滞してしまいます。その結果、歯の着色や虫歯・歯周病のリスクを上昇させます。

▼ワイヤー矯正との違い

歯列矯正を検討されている方の中には、マウスピース矯正(インビザライン)とワイヤー矯正、どちらを選択しようか迷われる方もいらっしゃると思います。ここでは、マウスピース矯正(インビザライン)とワイヤー矯正の違いを説明していきます。

1 装着様式の違い

ワイヤー矯正は固定式の装置で、マウスピース矯正(インビザライン)は着脱式の装置です。それぞれに一長一短があるため、どちらが優れているかは一概には言えないところがあります。

インビザラインは、アライナーを自分で取り外せるという点はメリットではありますが、自分で管理する必要があるということでもあります。1日20時間以上の装着時間を守り、1~2週間ごとにアライナーを交換する必要があるため、装着時間やマウスピースの管理を自分で行う必要があるのです。

一方、ワイヤー矯正は矯正装置を取り外すことはできませんが、装着時間が足りないということは起こらず、矯正装置の調整は歯科医師が行います。そのため、自分で管理する必要はありません。

2 見た目の違い

見た目は、マウスピース矯正(インビザライン)の方が優れていると言えます。ワイヤー矯正は、デコボコとしたブラケットと金属製のワイヤーがとても目立ちます。

3 ケアの方法の違い

マウスピース矯正(インビザライン)のアライナーは、口腔内から取り外して丸ごと洗浄することが可能です。固定式のワイヤー矯正は、通常の歯ブラシに加え矯正用歯ブラシや歯間ブラシなどを駆使して、毎食後念入りにケアしなければ汚れが残ってしまいます。

4 矯正中のトラブルの違い

ワイヤー矯正では、ブラケットが外れたり、ワイヤーが粘膜を傷つけて口内炎ができたりするなど、さまざまなトラブルが起こり得ます。そのため、1ヶ月のうちに何度か通院しなければならなくなることも珍しくありません。マウスピース矯正(インビザライン)のアライナーは極めてシンプルで、装置によるトラブルは起こりにくいです。

▼市販のマウスピースとの違い

マウスピース矯正(インビザライン)に必要な費用や期間を知り、市販のマウスピースでは歯列矯正できないのだろうかと考えたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

確かに歯科医院でのマウスピース矯正(インビザライン)には費用も期間も必要になりますが、ネットなどで購入できる市販のマウスピースとは、矯正の効果は雲泥の差でしょう。歯科医師としては、市販のマウスピースはあまりおすすめできません。

市販のマウスピースは既製品

当然ですが、市販されているマウスピースは既製品です。市場に流通しやすいよう、同じ形をしたものが販売されています。これはオーダーメイドのマウスピースを使用するマウスピース矯正(インビザライン)との決定的な違いです。

歯科医師の検査・診断の有無

歯並びの乱れを治す歯列矯正は、医療行為の一種です。そのため、歯の専門家である歯科医師が検査・診断を行い、適切な治療計画を立てた上で進めていく必要があります。市販のマウスピースには、そうしたプロセスが一切ありません。

▼マウスピース矯正(インビザライン)の費用

マウスピース矯正(インビザライン)の費用は、選択するシステムによって異なります。

当院の場合、歯並び全体を治すマウスピース矯正(インビザラインフル)の費用は79~90万円程度、部分的なマウスピース矯正(インビザラインGO)の費用は40万円程度となっています。その他、検査・診断料や保定処置でも別途、費用が発生します。

▼マウスピース矯正(インビザライン)の治療期間

マウスピース矯正(インビザライン)の治療期間は、症例によって変わります。

例えば、前歯の歯並びだけを治す部分矯正なら、3~12ヶ月程度で完了することが多いです。歯並び全体を治す場合は、1~3年程度の期間を要します。

上述したように、マウスピース矯正(インビザライン)のアライナーでは、1枚当たり0.25mm程度の歯の移動が可能であるため、治療効果を実感できるようになるには、2~3ヶ月かかります。人によっては半年くらいかかることもありますので、その点は個人差が大きいです。

まとめ

今回は、マウスピース矯正(インビザライン)について解説してきました。従来の矯正法とは異なる点が多いため、マウスピース矯正を検討中の方は、メリットだけでなくデメリットも含めた特徴をしっかり把握することが大切です。

インビザラインについてさらに詳しく知りたい方は、お気軽に当院までご相談ください。ご相談料は無料となっております。

当院の矯正歯科のページには、インビザラインのメリットの他に治療の流れと費用についても記載しております。
ぜひご覧ください。「矯正歯科(インビザライン・マウスピース矯正)