近年、多くの症例でマウスピース矯正(インビザライン)のみで治療できることが多くなっています。しかし、どうしても動きにくい場合があります。

当院は、矯正治療もむし歯治療も、メタルフリーでできるようおすすめしておりますが…

歯の捻じれが強い場合や歯が大きく倒れている場合はマウスピース矯正(インビザライン)だけでは動かすのが難しいこともあります。例として、下顎第二小臼歯(前から数えると5番目の歯)が生えてくるときに内側に倒れこんでいるようなときです。

そのような場合、透明のボタンやエラスティックゴムを補助装置として使い、ほとんどの場合は動きます。が、それでも動かない場合、マウスピース矯正(インビザライン)でもワイヤー矯正を併用することがあります。一次的にワイヤー矯正を使うことで歯を治療しやすい位置まで移動させます。